寡婦控除についてAbemaTVのニュースバー橋下の島田さくらさん(弁護士)のご発言で興味を持ったので早速調べてみたところです。
島田さくらさんによると、未婚の母は寡婦控除が受けられないので不公平です。ということのようです。
国税庁のサイトから要件を確認してみると、、、
- 夫と離婚
- 子供がいる
です。
*細かいところは省略しています
なるほど、たしかに夫と離婚していることが要件なのでそもそも結婚をせずに子供を産んだ未婚の母は寡婦控除を受けられません。
寡婦控除は27万円なので無視できません。これはたしかに不公平ですね。
もう少し調べてみると、平成31年度税制改正で未婚の母の寡婦控除について議論があったようですが、次年度に見送られた模様です。
こちらの記事によると、
公明党は未婚の方にも拡大を要求したけど、自民党は、伝統的な家族観が崩れる、未婚出産助長する、事実婚との区別がつきにくいなどで反対した、
と書かれています。
未婚のひとり親への寡婦控除適用に自民党「伝統的な家族観が崩れる」
そんなに難しいことでも無いですし、さっさと改正した方が良いと僕は考えています。
要件は、離婚の部分がなくなるのとパートナーがいないことなので、
- 夫(または妻)がいない
- 子供がいる
になりますね。簡単なことだと思います。