日本相撲協会についてです。
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日本相撲協会の公益性について深堀りする第1歩として日本相撲協会の目的について書きます。
日本相撲協会の定款には日本相撲協会がなにを目的として大相撲等の事業を行っているかが記載されています。
パーツに分けてこの第3条(目的)にコメントをしていきます。
太古より五穀豊穣を祈り執り行われた神事(祭事)を起源とし
→相撲の起源の確認ですね。
わが国固有の国技である相撲道の伝統と秩序を維持し継承発展させるために、
→相撲が国技であることを宣言しています。また、この相撲の伝統を維持して次の世代へ引き継いでいくことを述べています。さらに相撲を発展させるとしています。これは目的のさらに上位に位置する使命のようなイメージです。
本場所及び巡業の開催並びにこれを担う人材の育成、相撲道の指導及び普及、相撲記録の保存及び活用、国際親善活動を行うと共に、これらに必おうな施設を維持及び管理運営し、
→上記の使命を果たすために具体的になにをするのかが、ここに掲げられています。本場所及び巡業の開催等の主な事業を記載しているだけで、実際に実施する事業は第4条(事業)に記載されています。
もって相撲文化の振興と国民の心身の向上に寄与することを目的とする。
→相撲文化の振興、国民の心身の向上が日本相撲協会の目的です。最後に記載されたこれが目的です。
まとめると、
最後の部分の「相撲文化の振興」「国民の心身の向上」が日本相撲協会の目的であって、この目的について公益性があると認められたといえます。
この「相撲文化の振興」「国民の心身の向上」をするためにどんな事業を行っているのかをさらに調べてみます。