次年度予算要求額を3600億円とすることを決めたと報道がありました。
沖縄予算3600億円要請へ 県、地方補助金確保求める2019年07月30日琉球新報
↓冒頭を引用すると、
沖縄県は29日の庁議で、2020年度内閣府沖縄関係予算について総額3600億円規模を確保するよう政府に要請することを決めた
庁議というのがどういう法的根拠のある会議なのかはわかりませんが、沖縄県内で要請額を決めたという事です。
玉城デニーさんは辺野古の件で国を提訴していますし、県知事選挙または知事就任時には補助金に頼らない趣旨の発言がありました。
このような中で今回の予算要請額3600億円という昨年度を上回る要請額です。これには批判の声を上げている方がたくさんおられるようです。
さらにこの3600億円以外にもゆいレール3両化のための予算要請も行っています。
ゆいレールの早期3両化に向けて国が支援へ 沖縄県知事要請に菅氏2019年08月02日琉球新報
訴訟をしながら一方で支援をお願いするという姿勢は、なんだか違和感があります。違和感がありますが、玉城デニーさんのしっかりとした戦略があるのではないかと、このやり方ならうまくいくという目算があるのではないかと僕は見ています。根拠はありません。
結果が出るのかが全てですので、結果を楽しみにしています。この玉城デニーさんの姿勢への批判の声はあるようですが、要請して3600億円の予算を勝ち取り、辺野古の裁判でも勝利をもぎ取った場合には玉城デニーさん功績として認められるべきだと思います。
逆に、予算も取れない、辺野古裁判でも負けた場合にはやり方が間違っているという事だと思います。
結果が出るのかでないのか。やってみないとわかりません。注目しています。