相続税の申告をすると数年後に税務調査があります。税務調査が入る割合そんなに少なくないような印象がありますが、実際のところどうなんだろうと、気になりましたので調べてみました。
相続税申告件数(税額ありのみ、被相続人数)
平成28年分 105,880
平成29年分 111,728
税務調査件数
平成28事務年度 12,116
平成29事務年度 12,576
数字を丸めると、11万件の申告に対して1.2万件の税務調査ですね。
そうすると、
10.9%
です。
税額のある相続税申告をするとそのうち、1割に税務調査が入ると言えそうです。
あとは財産額か多ければ多いほど税務調査の確率は上がるだろうなというのは感覚的にそう思います。
少なくとも国税庁発表の数値からは、1割ということがわかりますね。