一般財団法人の決算スケジュールのポイントは理事会と評議員会の開催日です。
同日開催はできません。
同日開催できますか?とよく質問をうけます。
決算承認の流れ
一般財団法人の決算承認は、
- 理事会での決算承認
- 評議員会での決算承認
の順に行います。
普段事業運営を行なっている理事が作成した決算書類を、普段事業運営を行わない評議員がチェックしてOKを出す手続きです。
決算書類には、1年間の事業活動を数字で表した決算書と文章で表した事業報告書にわかれます。
理事会開催日と評議員会開催日との間に2週間あける
理事会評議員会の運営をする事務局は、理事会評議員会を同日開催できると、運営が楽です。
しかし決算承認の理事会と評議員会は同日開催できません。
理事会開催日から評議員会開催日までの間に2週間以上あける必要があります。
中”14日”であることに注意が必要です。
理事会開催日+15日=評議員会開催日です。具体的には例 理事会3/1→評議員会3/16です。
なぜ2週間あけるのか
決算承認は、1年間の事業活動の結果をチェックする重要な手続きです。
普段事業活動に直接関わらない評議員が事業内容をチェックする唯一の機会といっても過言ではありません。
事業に直接関わらない評議員が、決算書類を配布された直後に賛成か反対かを求められても判断ができません。
決算書は数字の裏側を読み取らないといけないのでなおさらすぐに判断できません。
そのため、評議員にじっくり書類を読み込んで納得した上で賛成か反対かを判断してもらうために2週間の期間が設けられています。
【あとがき】
寝坊して危うく遅刻するところでした。
前日深夜2時まで起きていたこと、
今週は連日遅くまで仕事をしていたこと
が原因です。
今日はゆっくり休息をとります。
【あたらしいこと】
ジャンボ餃子4個のランチ